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DQN再び

今日は他の工務店の応援だった
都内近郊の現場、ハムタロー(浮浪者)から渡された謎の地図は酷いものだった、まるで小学生が書いた宝の地図のようでそれに対して朝から大将とぬらりひょんとアル中ボケ老人が大文句を垂れていた。
恐らく受験の足切りと同じ意味があるのだろう。この謎の地図を解明出来ない者は、現場で労働する資格すら無いと言わんばかりのハムタローから与えられた第一の試練だった。
当然ポンコツマイクロにはナビなんてものは無い、ぬらりひょんが持参したナビはまるで妖怪の地へ誘うかのようなとんでもないルートを指し示してとても使えるものでは無かった。
唯一スマホの俺がgoogleマップで目的地へのルートを調べながら、きったねー&くせーマイクロに揺られ何とか都内近郊の現場に到着する。
感謝の一つもないバカ共を後目に、目の前に巨大な建物が立ちはだかる。上場、地場の多様なゼネコンが合同してるここまで大きな現場は初めてだ、中途半端に型枠が組まれ無数の柱の鉄筋が高く聳え立つ謎の建造物はまるでかつて世界を支配した無敵要塞のような厳かな不陰気を漂わせていた。
zaigas.jpg

恒例の新規入場、酔っ払いボケ老人の用紙がちらっとみえた。あなたの職種と言う欄に大工と記入していた。大工って職種あったんだな、俺も今度から職種のとこに大工って書いとこ。そして、ラジオ体操をすませ仕事開始。
最初はセパ付け、次は柱の立て込みだ
地組みで枠を作り高さ6メートルもあろう巨大な柱の枠をクレーンで吊りながら立て込みをしていた。

うちの職人は口と年数だけは熟練工だが素人目線でも分かるほど仕事が酷い、よくこんな奴らに応援頼むよな~
そんなこんなでやる気もないがとりあえず突っ立っているわけにも行かない、うちの職人はまともに指示すら出来ないアホばかりなので応援先の職人以外に指示を仰ぐ、するとパイプに栓をすると言う簡単なお仕事があり取り掛かる。

栓をつめてると、コチラを見てる男と目が合ったのでお互い軽く会釈をする。
すると、なぜか近づいてきた
やべーまさかのまぐわいか!!?そりゃ俺みたいな男子が好みって男もいんのかも知んないけど・・・・(ホモ♂ と思いその場から後ずさりする。すると、おめーどっかでみたことある顔だな  と男が口を開く

そうだコイツは確か高校のときの同級生で俺はこのDQNたちからイジメを受けていたんだ!!
瞬時に俺の海馬から記憶が蘇る、高校時代。俺にはかつてあだ名がニンジンと言う新友がいた。
4902220771301.jpg
本人はニンジンと言うあだ名を嫌っていたが彼の顔の輪郭はまさしくニンジンそのものであった。
カースト的に底辺の俺と新友のニンジンは昼休みになるとよく
おいぃぃてめーらジュースかってこいよタケシとケンタとタカシの分もな、一分以内にだかんな、一秒でも遅れたらわかってんだろーな
と脅され断ると、ワイシャツをつかまれベランダに連行されて首を絞められるので仕方なく俺と友人のニンジンは校舎の三階から一階の学食へ全力ダッシュで学食でジュースを奪取してきた。
俺とニンジンはコイツのことを先生に相談した甲斐もあり平凡な男子高校生の日常を取り戻したかのように見えた
しかし、そんな平和は長くも続かず、「おめーとニンジンがチクったんだってなぁあ??どうなるかわかってるだろうなぁ?あああん?」と言伝を残す。
あの時のニンジンはプルプルと震え青ざめていた顔を今でもよく覚えている
それ以降イジメはエスカレートした。
俺は単車で家まで追いかけられたり、水鉄砲で打たれびしょびしょになったりした。サンドバックを持たされ足のほうを蹴られて大笑いされたこともあったな。
ニンジンはイジメが怖くて掃除用具入れに隠れていた時もあった。それがバレて掃除用具入れにしまってあった、数日前のヤキソバを食わされていた事もあった。もはやヤキソバにニンジン食えってよくわからんな・・・・・
そして、昼休み自分のクラスに俺たちの居場所はなくなり、卒業まで逃げるように他のクラスで過ごす生活が続いた。
卒業後、ある事件をきっかけにニンジンに裏切られ友情は壊れてしまった。だが、志は共にあり俺のよき理解者であるニンジンへ疎む感情は一切なかった。

かつての新友ニンジンの無念、恨み、憎しみを晴らすため俺は遠い地でヤツに復讐し、すべてに決着をつける運命だったのかもしれない。
ヤツと対峙する・・・

(*`Д´)<偶然だな
まさか、こんなところで出会うとはな・・・・
(*`Д´)<高校出てすぐにこの仕事始めたんだなんだかんだで6,7年くらいやってんな
そうか、よく続いているな
(*`Д´)<一度は辞めたよ、でも結局これしかなかったんだ・・・
(*`Д´)<おめーはどれくらい経つんだ?
ようやく半年過ぎた位か、よく続いたよこんなクソ仕事(笑
こんなやり取りを暫く続けた後、雑談を数分して終了。


短時間だったが理解した事が一つあった。同じ高卒、同じ業界、同じ職種それでいて二人の間には絶対的な差があった。

俺は自堕落に生きてきた、そのせいか心の中はあの時から変わらず停滞している。負けることに恐れ闘いから逃げ続けている、後一歩だけ人生踏み留まって居た。だが、ヤツからはかつての面影は微塵も無く、自分の持ち場へと歩き始めたその足取りは昔と違い凛としていた、死線を潜り抜けてきたかのような気高さそんな威厳が感じられた。

数年の歳月がヤツへの憎しみを解決していたらしい。もはや俺の心にヤツに対する負の感情は微塵もなかった。そしてこの出会いが本当に忌むべき敵、それはうちのクソ職人という事を教えてくれたことはいうまでもなかった。
うちのクソ職人共に対する憎悪を膨らませクソ職人共を討つべく奮起するのであった。




つづく



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