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英霊になれない男

雨の日は常に周りに気配らなければならない、一瞬の焦りが命取り
早く仕事を終わらせるという焦り、そこに事故はつけこんでくる

大切なのは平常心ッ・・・・・・

普段はは何を言われても焦ることなく安全第一で作業しているが
珍しく手早く動いていた
そんな直後の出来事だった

雨で濡れていた足場でズルッと足を滑らせた
パイプを掴んだまま足を滑らせ足場板と足場板の間に足が取られる
手を突こうとするも周りに掴まる物は無く体制を崩しそのままひざ付近まで落ちる
一瞬の出来事だった
その後激痛で暫く立ち上がれなかった


その間下では罵声が響き渡る


大将
バカじゃねぇのか!!おめぇーそんなもんに何時まで掛かってんだよ!!
ボケ老人
おらぁっ!!早くパイプシメロォォォオ!!ばかやろぉぉおぅぅ!!

普段ならブチ切れそうな罵声も痛みのせいかただの雑音にしか聞こえなかった


高さ7~8m位の足場の上、クランプでパイプは止められていなかった為一歩間違えれば7~8m下に落下していただろう・・・

現場では一瞬の焦りで命を落とすことになりかねない
それはどんな仕事にも言えること


初めて死ぬかと思った一日であった


ホッとしたと同時にこのまま転落して一思いに逝けたのなら・・・
どこかそう思っている自分が居た
いずれ来るであろう・・・運命・・・
どうあがいても逃げるこのできない絶望、憎悪、そして恐怖・・・
そんなものから開放されただろう・・・
それも悪くはないな・・・
本当は・・・なりたかったのかもしれない・・・
英霊に・・・





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